警察官10年やって子育てに専念するために退職

警察官を約10年勤めた元警察官のブログです。経歴は警察学校→交番→鑑識→刑事→機動隊など。しかし、こどもが生まれたことが転機となり退職。ブログ内容は警察官時代のこと、防犯情報、採用試験対策情報、子育て・家事のことなど。

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自分の真後ろでナースが生着替えしてても仕事できますか?警察官の使命感があればできる

大型総合病院の女性看護師の更衣室で事件がありました。

あれだけ心が乱れて集中できなかった現場活動はありません。

もしかしたら証拠を取り逃がしていたかもしれません



事件はそんなに大きな事件ではありません。

しかし、場所が場所です。

男には絶対に立ち入ることが許されない、しかし無限に妄想が拡大する未知の花園。

そもそもナースって聞いただけで男は下半身反応するのに、さらに更衣室・・。 

AVでは見たことあるけど、現実は一体どんなところなのか、どんな色で、どんな香りがするのか。

そこに堂々と入ることができるチャンスが来てしまったのです。

男がナースと聞いて想像するのは大体こんなナースばかりでしょう。SAYA072171907_TP_V.jpg


現場に着くと、被害者の若い看護師と、看護師の長らしき年配の看護師が更衣室前の扉の前で待っていました。

時間は16時前後。

二人と一緒にいよいよ更衣室の中へ。

中に入る瞬間、1秒くらいの間に多くの思いが頭を駆け巡りました。

「もしかして下着姿のかわいいナースがたくさんいるのか」

「女子トークしながら着替えているのか」

「でもおれは今警察官として制服で来てる。絶対に見てはいけない。」

「でも視界に入ったら見ない自信はない。床を見ながら歩いていこう」

「でも後悔はしたくないチャンスがあれば大胆にいこう」

「でも」の繰り返しです。

ものすごくドキドキしながら入りました。


そうしたら・・・

ロッカーはたくさん並んでいましたが、着替えどころかナースは一人もいませんでした。8fe7818818d49a9bf041eca472b0653d_w.jpg


よく考えたら当たり前です。


今から警察官が来るのがわかっているのに、着替えているわけありません

そもそも勤務時間中です。

「まぁそんなもんだよね。わかってますよ。おれは捜査するために来てるんです」

521788m.jpg



「でもここに入ることができただけでも特別な体験だ。入ったことに価値がある」

そう思って仕事に取り掛かりました。

本当にロッカーしかない更衣室でした。(当たり前ですけど)

ここまではある意味よかった。

このまま平穏に、いつも通りの現場活動をして終わると思っていました。

しかしこの後、さっき私が妄想していた「男にとってのナースの更衣室」が現実となったのです。



現場活動を始めたのが16時過ぎ。


17時を過ぎた頃、ナースたちが次々と更衣室に入ってきたのです。

どうやら退勤時間になったようでした。

事件を知らないナースたちは、更衣室の中に制服警察官がいることにビックリ。

一応出入り口には病院の幹部が一人いて、ナースたちが更衣室に入る前に説明している。

声が聞こえてくる

「え、ここでそんな事件があったの?」 
「絶対犯人身内じゃん」


この病院は診療科によってナース服の色がちがっていました。

白、ピンク、水色。

それだけです  でもそれが大切なことなんです


彼女たちは早く着替えて帰りたい時。

さすがに私ともう一人の警察官は彼女たちに言いました。

「しばらく出ていきますね」

よくそんな紳士面ができたものです。 社会的立場の仮面の力はすごい

本音は・・書きません


そうしたら彼女たちからは予想外の反応

「そのまま続けててもらっていいですよ。まだこの後もどんどん入ってくるから、ずっとできなくなりますよ」

「ロッカーの方だけ見ててくれれば大丈夫です。後ろ向く時だけ言って下さい
SAYA072171907_TP_V.jpg

水色のナース服の中にすっごくかわいい人もいました。

いいのかなと思いましたが、言われた通り私たちはロッカーの方だけを見て、右も左も後ろも見ることも許されない状況で鑑識活動を続けることにしました


いや、できるわけねーだろ!

数メートル後ろで服を脱いでいる音とか聞こえるんですよ。

パサッ 「あ、今の音はもしかして水色のナース服脱いだ」

「今のはチャックを降ろした音か」

とか考えながら指紋なんか探せるわけない

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もしかしたら証拠を見つけてほしくない犯人の策略か。

色仕掛けで妨害しようなんて汚いやり方だ。 

さらに
「あー疲れた。この仕事腰痛めるよね」
「今日マッサージ行かない?」


出た!更衣室での女子トーク。 妄想通りだ。

永遠に見ることができないと思っていた妄想の世界が今手の届くところにある。

でもさすがに振り向くことはできない。

鏡!

持ってない

鏡のように写せるものは!?

指紋より必死に探す。

これだ!

ボールペンをポケットに入れる時に引っ掛けるクリップみたいなところ。これがシルバーっぽくて写る素材でできてる。

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見えるか・・?

ダメだ小さすぎる!

他に何かないか。


そうこうしているうちに次々とナースたちは「お疲れ様~」と更衣室から出ていく。

「あれ、女性の着替えってもっと時間が掛かるんじゃないのか。」

17時15分くらいになると、ほとんどのナースが退勤。

その間、私が採取した指紋はゼロ。

次の日の夜勤明けはもちろん「犯されたナース」的な作品でポールトゥウィン(F1見ない人はわかりませんね)。

45.jpg

やっぱり振り返っておけばよかった。

誓って私は見てません。 これは本当に。





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プロフィール

元警察官

Author:元警察官
 警察官として約10年勤務。経歴は警察学校卒業後、警察署地域課(交番・パトカー)、警察署刑事課(刑事・鑑識)、機動隊など。現在は、警察官志望者への採用試験相談や、警察官との恋愛結婚相談、防犯・トラブル相談など、警察官としての経験を活かせる全ての相談を行っています。メインブログはhttp://ameblo.jp/totakou/です。元警察官が真剣に相談にのります。

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