警察官10年やって子育てに専念するために退職

警察官を約10年勤めた元警察官のブログです。経歴は警察学校→交番→鑑識→刑事→機動隊など。しかし、こどもが生まれたことが転機となり退職。ブログ内容は警察官時代のこと、防犯情報、採用試験対策情報、子育て・家事のことなど。

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刑事課員にとって恐怖の時期がやってきた

日本全国ものすごい暑さがやってきましたね。

私は暑いの嫌いです。

そして、この高湿度と高温は、刑事課員だった時の私をこれでもかと苦しめてくれました。
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真冬であれば10日くらいは大丈夫。

でも真夏の高温と多湿だと、2日でもうダメです

死体の腐乱です。

真夏の腐乱死体・・・・今思い出してもすごかった。

あれは本当に刑事課員たちの命を疲弊させます。

玄関入る前からわかる。あのものすごい臭い。

中に入ると、ブンブンと音を立てて飛び回る何百匹というハエ。

まだ死体を見てもないのに、玄関を入っただけで気が滅入る。

エアコンなど入っていない真夏の室内。

さらに、腐乱死体の場合は、手首の上までくるゴム手袋を装備、さらに長袖に使い捨ての紙製エプロン、マスクに防止。

半袖短パンでも暑いのに、こんな服装だから立っているだけで汗だくでクラクラしてくる。
子供の汗かきと漢方-thumb-159x159-818-thumb-159x159-1071


ゴム手袋の中は、汗が水滴になって流れている。
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どの捜査員も噴き出す汗で作業の色が変わっている。

マスクを2枚重ねていても、嘔吐しそうなものすごい臭い。

まだ死体にすら辿り着いていないのにすでに大ダメージ。


死体がある部屋の前に来ると、何回目でも躊躇する。

部屋の外まで白いウジ虫が這っていることもある。

「どこを歩けばいいんだ?」
「この中に入っていくのか」

もはや諦めに近い気持ちで、「えいや!」と、待ち構えている部屋に踏み入る。

部屋


そこにはこの世の地獄の光景が・・。

動かないどす黒い大きな何か・・・
布団は茶色い液体でグショグショ
・・・・


この先はやめておきましょう。

本当につらかったなぁ。

特に刑事課に入って最初の夏。

変死の通報が入らないように本当にお願いしていた。

しかし残念ながらほぼ毎勤務襲い掛かってきた。

「110番指令、○○警察署変死の通報」

この無線が流れると、目をつぶって覚悟を決めるのに数秒間掛かっていた。

何体もやっていれば確かに慣れてはくる。


いや、慣れるというのはちがうかも。

少しは耐性がつくという程度だったかも。


人間的な感情やストレスが麻痺してくれた方がよっぽど嬉しかった。

今年もすでにこの暑さ。

死後二日経ったら終わりです。

こうしている今も、全国各地で刑事課員たちが襲われていることでしょう。

孤独死する可能性のある親戚や知人がいる人。

一日一回のメールか電話でいいんです。

真夏でも1日で発見されれば腐乱は防げます。

有名な方法では、ヤクルトの訪問販売を利用しておくことが発見の遅れを防いでくれます。

この世から孤独死の腐乱死体は無くしましょう。

刑事課員が疲弊します。




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プロフィール

元警察官

Author:元警察官
 警察官として約10年勤務。経歴は警察学校卒業後、警察署地域課(交番・パトカー)、警察署刑事課(刑事・鑑識)、機動隊など。現在は、警察官志望者への採用試験相談や、警察官との恋愛結婚相談、防犯・トラブル相談など、警察官としての経験を活かせる全ての相談を行っています。メインブログはhttp://ameblo.jp/totakou/です。元警察官が真剣に相談にのります。

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