元警察官(警察官10年やりました)のブログ

警察官を約10年勤めた元警察官のブログです。経歴は警察学校→交番→鑑識→刑事→機動隊など。警察官の業務内容や現場実務、恋愛や結婚事情などのプライベート、防犯情報、採用試験対策情報など、警察官に関する情報を総合的に扱っているブログです。

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多くの警察学校生が警察学校を辞めたいと思う共通の時期とは

私は警察学校に入校中「厳し過ぎて辞めたい」と思ったことは一度もありませんでした。

しかし、入校中に一度だけ「ほんと辞めたい」と思ったことがあります。

入校中の記録ノートにもそれが書かれていて、教官から「大丈夫か」とコメントが書かれています。

さらに同期の仲間たちとそんな話をしたところ、ほとんどの人が私と同じ時期に「辞めたい」と思っていたことがわかったのです。

警察学校の入校期間の中で、多くの人が「辞めたい!」と思う共通の時期があるのです。

実際に辞めてしまう人がもっとも多く出る時期でもあります。


しかし逆にこれを知っておけば「今つらいのは自分だけじゃない」と思うことができる。

また、この時期さえ乗り越えれば、その後は楽になるとわかっていれば、あと少し歯を食いしばってがんばろうと思えるでしょう。

私は警察学校に入った人にはなるべく途中で辞めてほしくないです。

あと少しだけ耐えれば辞めずに続けられたであろう人もたくさんいるはずです

どうかこの「魔の時期」に飲み込まれないでほしい。

「辞めたい」という気持ちには波があります。
ピークを越えれば、また徐々に下がっていきます

初めからわかっていれば恐くありません。

自分もそうなると最初から心の準備をしておけばいいのです


多くの警察学校生が「もう辞めたい」と思う共通の時期とはいつか。

それは、入校して約一か月後にやってくる初の帰宅日の後です。

こちらの記事→警察学校入校中の休日にもあるように、入校してから約一か月は警察学校から出ることすらできません。

そして一か月が経ったころついに初めての外出&帰宅ができるのです。

帰宅する金曜日の夜はいいんです。最高の気分です。
「刑務所から出所するときは絶対にこんな気分だろうな」とみんなで言い合ったものです。

最高の気分で警察学校を出ていきます。

性欲我慢の限界爆発寸前だった私が、完全に規則違反をしてどこに向かったかはこちらの記事→禁欲生活に耐える男たちの闘い(下ネタです)③で書きました。
耐えに耐えた分だけ、解放された喜びが爆発してしまったのです。

しかし、問題はその二日後にやってくる日曜日の夜です。
警察学校に戻る日がやってくるのです。

この日は気持ちは真逆です。
初外出の日が刑務所から出ていく気分?
そうであれば、この日は刑務所に収監される気分ということです。

この日の気持ちは今でも覚えています。

最悪でした。
警察学校に向かう電車に本気で乗るのをやめようか考えました。

忘れかけていた外界の世界がどれだけよかったかを思い出してしまったのです。
いつでも行きたいところに行ける、食べたいものが食べられる、いつでも彼女とヤレる。

なぜわざわざまたあの強制収容所に戻らなければいけないのか。
戻ったところで待っているのは何か?
うるせえ教官とわけのわからない規則だらけの生活です。

他にも仕事あるんじゃないかな。
そんなことまで考えたと思います。

しかし、理性やプライドがなんとか私を学校に向かわせました。

警察学校に向かう電車の中で私の顔を見た人は「こいつ自殺でもするんじゃないか」と思ったかもしれません。
それくらい絶望的な顔をしていたと思います。

「爆発とかで学校なくなってないかな」
そんなことまで思いながら学校まで戻ると、残念ながら学校は何も変わらぬ姿のままでした


そんな気分のまま寮に入っていく。
部屋の扉を開けると、私以外の班員たちは全員戻っていました。私が最後でした。

しかし扉を開けた瞬間、私の気持ちはかなり楽になりました

なぜか?

誰もが私と同じような表情をしていたからです。

暗い顔、生気の無い顔、抜け殻のような顔。

思わず吹き出して笑ってしまいました。すごく楽になりました。
「あーおれだけじゃないんだ」って

そう、つらいのは自分だけじゃなかったんです。

お互い何も言わなくても顔を見ればわかるんです。それがすごく嬉しい。
「あー終わっちゃったよ、休日!。」
「戻ってくるのホンッットに嫌だった」
「おれも辞めようかと思った」

つらいけど、こういう会話ができるのはとても心強い。
同じ苦労をした者同士でしかわかり合えない気持ち。

自分だけじゃない。そう思えるだけで全然ちがったものです。

残念ながらこの数日後、この仲間の中から一名退職者が出てしまうですが。
その詳細はこちらの記事→警察学校を途中で退職することがどれだけ大変か

これから警察学校入校を控えている皆さん。

この時期さえ乗り越えれば楽になっていきます。
つらい時は、仲間と気持ちを共有するだけでも全然ちがいますよ。

長い人生の中で、こんな時期を過ごせる時は中々ありません。

これを知った上で入校して下さい。

誰でも通る道だと思えば大したことないと思えるはずです。

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プロフィール

元警察官

Author:元警察官
 警察官として約10年勤務。経歴は警察学校卒業後、警察署地域課(交番・パトカー)、警察署刑事課(刑事・鑑識)、機動隊など。現在は、警察官志望者への採用試験相談や、警察官との恋愛結婚相談、防犯・トラブル相談など、警察官としての経験を活かせる全ての相談を行っています。メインブログはhttp://ameblo.jp/totakou/です。元警察官が真剣に相談にのります。

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