元警察官(警察官10年やりました)のブログ

警察官を約10年勤めた元警察官のブログです。経歴は警察学校→交番→鑑識→刑事→機動隊など。警察官の業務内容や現場実務、恋愛や結婚事情などのプライベート、防犯情報、採用試験対策情報など、警察官に関する情報を総合的に扱っているブログです。

初めての方へ 警察官採用試験対策情報 元警察官に相談したいことがある方はこちら 警察官の副業
 
Top > 地域課・交番・パトカー > 夜勤の日に風邪で発熱。警部補の上司がまさかの・・

夜勤の日に風邪で発熱。警部補の上司がまさかの・・

夜10時になり、早寝グループは仮眠室へ。
私も一緒に眠りにつきました。
体は熱い、関節は痛い、頭はボーッとするし、一瞬で眠りに入りました。

たった4時間の仮眠でもその時の私にはどれだけありがたかったか。

しかし夜中2時に起きてまた勤務に戻ることを考えると怖くなる。
そう思いながら眠りにつきました。

そして先輩の声が
「おい、起きろ」

私「あぁすみません起こしてもらってしまって」

先輩「体調はどうだ?」

私「あまり変わらないですけど、寝て少しすっきりした気がします」(実際は全然つらい)

と言ったところで、違和感を感じました。

夜中2時といったら窓の外は真っ暗のはずです。

それが完全に明るくて日が昇っていました。

慌てて時計を見た
え、7時?

早寝グループは夜10時から2時まで4時間仮眠してその後勤務に復帰。
2時から6時が遅寝グループの仮眠時間です。

その遅寝が起きる時間よりもさらに遅い時間まで寝てしまったのです。

なんと交番勤務の日に9時間も寝てしまったのです。

私がここで寝ている間に、早寝が起きて、さらに遅寝が来て寝て、さらに遅寝が起きていったのです。
私はその間まったく気が付かずずっと寝ていたのです。

早寝でも遅寝でもなく、通し寝をしてしまいました

慌てて先輩に「すみません全然気が付かなくて」

先輩「交番長の判断だ。お前を起こしても役に立たないだろうから放っておけってよ。ほら起きて交番長のとこ挨拶行ってこい」

慌てて起きて交番長のところに
「すみませんでした。」

交番長「おぉ起きたか。お前ずいぶん寝たな。どうだ体調は?このことは誰にも言うなよ」

この交番に来て初めて人の優しで泣きそうになりました。

起こしても役に立たないとか言い方・言葉は悪いけど、寝かせてくれたんだと思いました。

厳正な勤務という意味ではやっていいことではありません。
ずっと休憩しているなら、勤務扱いということにしていいはずはありません。

もし組織に知れたら、責任を負うのは交番長です。

しかも心配して寝かしてやったとは一言も言わない。なんて粋な計らい。

つらい時に助けてもらった優しさって忘れないですね。

「本当にありがとうございました。すみません」と何度も謝りました。

交番長「次の当番までには必ず治して来いよ。次の当番は今日の分の仮眠時間は削るから仮眠はなしだぞ」

やりますともやりますとも。

一睡もしないで、見分も全部自分がやります。

その時はそれくらい思いました。

警察組織は理不尽なことでも根性論とかがすべてだと思っていました。

中には人情味ある方もいるものです。

きっと今はもう定年退職しているあの交番長。

あの時助けてもらったことは忘れません。

「情けは人の為ならず」を身をもって実感しました

交番勤務であり得るはずのない通し寝をさせてもらいました。

実はこのずっと後ですが、もう一度だけ通し寝をしたことがあるんです。

その話はまたいずれ。



関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

Secret

No title

情のある交番長さんで良かったですね。

池波正太郎の小説に、鬼平犯科帳というタイトルの作品がありますが、

主人公の長谷川平蔵も、仕事に関しては鬼のように厳しいが、でも、情け深く、世情に通じ、

部下からや周囲からの信頼と尊敬は、大変高かったという人柄の持ち主です。

余談ですが、池波正太郎さんは、食の描写が大変うまい方で、文章力や表現力の優れた方です。

一度、ご覧下さることをお薦めします。

私などは、この小説の文庫版の特集20冊ほどだったでしょうか?

夢中になって読み、繰り返し読み、かなりはまり込んだ作品です。

正直で誠実な貴方様にご一読願えれば幸いです。

突然の書き込みをお許し下さい。

失礼しました。

Re: No title

コっぺさんコメントありがとうございます。

その著者の作品は名前は聞いたことはありました。有名な作品ですよね。

文章の勉強にもなりそうですし、ぜひ読んでみますね







> 情のある交番長さんで良かったですね。
>
> 池波正太郎の小説に、鬼平犯科帳というタイトルの作品がありますが、
>
> 主人公の長谷川平蔵も、仕事に関しては鬼のように厳しいが、でも、情け深く、世情に通じ、
>
> 部下からや周囲からの信頼と尊敬は、大変高かったという人柄の持ち主です。
>
> 余談ですが、池波正太郎さんは、食の描写が大変うまい方で、文章力や表現力の優れた方です。
>
> 一度、ご覧下さることをお薦めします。
>
> 私などは、この小説の文庫版の特集20冊ほどだったでしょうか?
>
> 夢中になって読み、繰り返し読み、かなりはまり込んだ作品です。
>
> 正直で誠実な貴方様にご一読願えれば幸いです。
>
> 突然の書き込みをお許し下さい。
>
> 失礼しました。
スポンサードリンク
PV
プロフィール

元警察官

Author:元警察官
 警察官として約10年勤務。経歴は警察学校卒業後、警察署地域課(交番・パトカー)、警察署刑事課(刑事・鑑識)、機動隊など。現在は、警察官志望者への採用試験相談や、警察官との恋愛結婚相談、防犯・トラブル相談など、警察官としての経験を活かせる全ての相談を行っています。メインブログはhttp://ameblo.jp/totakou/です。元警察官が真剣に相談にのります。

ブロマガ

紹介文:

ブロマガ記事一覧

購入したコンテンツは、期限なしに閲覧いただけます。

広告
ブログランキング
お役に立てた記事でしたらクリックお願いします
FC2ブログランキング
お役に立つ記事でしたらクリックお願いします

FC2Blog Ranking

rkauten
最新記事
カテゴリ
プライベート・休日 (38)
警察学校初任科 (31)
組織構成と業務内容 (2)
刑事の仕事 (7)
警察官志望者の方へ (1)
警察不祥事 (0)
防犯情報 (10)
警察官ブログ (30)
生活お役立ち情報 (9)
警察官との恋愛・結婚 (5)
初めにお読み下さい (1)
警察官採用試験 (13)
副業で稼ぐ (12)
昇任試験 (1)
警察官からの転職 (11)
空港警備隊 (2)
厳選本 (2)
地域課・交番・パトカー (11)