警察官10年やって子育てに専念するために退職

警察官を約10年勤めた元警察官のブログです。経歴は警察学校→交番→鑑識→刑事→機動隊など。しかし、こどもが生まれたことが転機となり退職。ブログ内容は警察官時代のこと、防犯情報、採用試験対策情報、子育て・家事のことなど。

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他人事の犯罪はあなたの生活を圧迫してますよ

1高額な税金の支出

 警察の捜査活動に掛かる費用はもちろんすべて税金です。

 ということは、犯罪の発生を減らせばその分もっと他のことに税金を使えるということです。
(政治家の家族旅行とかマンガ購入とか、または号泣のためのではありませんよ)。

 保育園を建てたりとかそういうことに使った方がいいですよね。


 殺人とか強姦とか大きな事件が発生すると、その捜査にどれくらいの税金が支出されるのか。

 具体的な金額を試算するのは難しいですが、一件で相当なお金が掛かります。

警察的に絶対に検挙しないとメンツが立たない事件というのは、コストや無駄といったものを度外視です。

例えば、事件現場の写真を何百枚と撮影してプリント、指紋採取やDNAといった鑑識活動も、普段の窃盗事件では中々使えないような高額な物質をジャブジャブ使います。

DNA資料が大量に採れれば、次はそれを鑑定です。
DNA型の鑑定をするのも結構お金が掛かるんですよね。

科捜研(科学捜査研究所・警察組織のひとつ)も大きな事件では器材フル回転で鑑定します。

普段の窃盗事件程度では、鑑定を依頼しても「そんな予算も時間もない」といってやってくれないんですけどね。

窃盗事件程度で鑑定の依頼をすると
「DNA鑑定を一件やるのにいくら掛かるか知ってる?全ての事件の資料鑑定してたらとても予算が足りないよ」とよく言われたものです。

鑑識やってた時は、本部の科捜研に鑑定の依頼をする時は「いいよ、持ってきて」と言わせるが大変でした。

科捜研がいかに断れないように説得するか。何かと言い訳をつけて鑑定の仕事を拒むのが科捜研のDNA担当でしたから。

でもそんな科捜研も、殺人とかの事件ではもてる力をすべて出し切って仕事します。

こういった科学捜査系はお金が掛かる捜査の代表ですね。

他にもちがう視点で高額な税金支出が増えます。

何かと言うと警察官たちに支払われる給与手当です。

でかい事件が発生すると捜査担当になった警察官たちは不眠不休で激務に追われます。

その間は普段の給与に加えて、結構な金額の勤務手当が上乗せされます。
給与の振込額がいつもより十万円近く多かった時もありました。

これが何十人、時には百人を超えることもあるわけです。
合計するとこれだけで一千万は超えるでしょう。とかなるでしょう。

でも警察官たちとしては、嬉しいという気持ちよりも、手当いらないから定時で仕事上がって休日もちゃんと休みたいという気持ちの方が強いです。

でかい事件が入ると、本当のものすごい勤務になりますから。家にも帰れなくなります。

でかい事件が入って「よし、これで来月は給料5万円増えるぞ。やった!」なんて喜ぶ警察官はいません。

それよりも「これでまた一か月休みなしか」
「おのれ!犯人のやろう絶対許さん。おれの休みを奪った代償を思い知らせてやる。捕まえてぶっ殺してやる。」
そんな気持ちです。


刑事課員にとって一年で唯一の連休となる年末年始の休み。その直前に他殺死体が発見された時は目の前が真っ暗になりました。

とにかく犯罪の発生はいろんな角度でいろんな費用が発生するのです。
莫大な税金が消費されることになります。


2 離婚や家族不仲、こどもの健全な育成を阻害する

その犯罪の発生によって私生活をメチャクチャにされることになる警察官とその家族・知人にも大きな被害です。

離婚、親子不仲、恋人との破局、そういった被害までつながってきます。

私はいまでも警察官の人たちと私的に集まって一緒にプライベートを楽しんでいるのですが、先日も事件の発生で予定していたイベントがすべてパァになりました。

すごく楽しみにしていたのでとても残念でした。

そして私の楽しみを奪ったのは誰が悪いのかを考えるとやはり腹が立ってきたので、
「私の楽しみを奪った分まで犯人ぶん殴っておいて下さい」と伝えておきました。


犯罪者たちがまき散らす害は、被害者だけでなく社会に広くまき散らされます。


逆に私たち一人ひとりが犯罪に遭う機会を減らすことができれば、いろんなところで社会にいい効果がもたらされるのです。

少し気を付けることで、犯罪に遭う確率はかなり減らすことができます。

犯罪や交通事故が減れば、その分に使われていた税金がもっと有効的な使われ方に回っていくかもしれません。

犯罪や事故を減らしましょう!

必死にスピードだして車を運転をしているアホを見ると「こいつが事故ったらまた無駄な出費が増えるのか。」と思って見ています。

「自分は大丈夫」?←大丈夫な人なんていません。犯罪は全国どこでも、いつでも発生しています。
いつ自分が被害者になってもおかしくありません。

「犯罪被害は他人事ではなく、いつ自分に起きてもおかしくない」
こう考えるだけで全然ちがいます。

今は他人事だと思っている人たちが、ちょっと意識を変えるだけで犯罪者たちにはすごくやりずらい社会になっていきます。

犯罪者のせいでそこに多くの税金が使われるなんて頭に来ませんか?
私は頭に来ます。もっと子育てとか教育とかに使われてほしいと思います。

犯罪のやりにくい社会は、いろんな意味で住みよい社会を作ることにつながると思います。
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プロフィール

元警察官

Author:元警察官
 警察官として約10年勤務。経歴は警察学校卒業後、警察署地域課(交番・パトカー)、警察署刑事課(刑事・鑑識)、機動隊など。現在は、警察官志望者への採用試験相談や、警察官との恋愛結婚相談、防犯・トラブル相談など、警察官としての経験を活かせる全ての相談を行っています。メインブログはhttp://ameblo.jp/totakou/です。元警察官が真剣に相談にのります。

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