元警察官(警察官10年やりました)のブログ

警察官を約10年勤めた元警察官のブログです。経歴は警察学校→交番→鑑識→刑事→機動隊など。警察官の業務内容や現場実務、恋愛や結婚事情などのプライベート、防犯情報、採用試験対策情報など、警察官に関する情報を総合的に扱っているブログです。

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刑事課業務できつかった仕事2位 深夜の検視室で変死体と・・③

ドアが閉まらないように床に置いておいたコンクリートブロックを戻し、電気を消して外に出てドア🚪を閉めて早く戻ろうとした時でした。

ドアは室内の方に向かって開く構造です。部屋から出る時は、外から引いて閉めることになります。
部屋の外側からのイメージです。実際は室内は真っ暗です
yjimage.jpg

少し急ぎながらドアを引いて閉めていたところ、全部閉まる直前で
ガツン!
と向こう側に跳ね返されました。

完全に怖気づいていた私は
「向こうから誰かドアを引いてる」と瞬間的に思いました。
しかし室内にいるのは遺体だけです。

これはヤバいことが起きたのかも。
本当にバイオハザード?
と背中が凍り付き、けん銃を装着して来なかったこと(当たり前です。検視室にけん銃を装着してくる刑事課員などいません)を後悔しました。
とりあえず今は武器らしい武器も何もありません。、

とりあえず距離を取ろうと思い、ガレージの外までダッシュして検視室から10メートルほど離れました。ドアはまだ閉めることができていません。

離れたところから強力なライトでドアの方を照らしてみました。
誰かが固定していない限り、自動で閉まるはずのドアが数十センチくらい開いています。


一人で対応できる事態ではないかもしれない。応援を呼んできた方がいいかも。
そんなことまで考えながら、ドアを上から下まで確認したところ、自分が猛烈に恥ずかしくなりました。

何が起きていたかというと、どかしたはずのコンクリートブロック086a2024.jpg
これが急いでどかしたために、完全にドアの可動範囲からどかし切れていなかったのです。
ブロックの4分の1くらいがドアに掛かっていて、ドアがそれにぶつかっていたのでした。

応援なんて呼ばなくて本当によかったと思い、ドアを閉めて刑事課に戻りました。

検視室にいた時間はせいぜい1~2分程度なのに、なんだかグッタリでした。
戻って班長の方に「硬直はほとんどおわってます」と報告したところ、恐ろしい言葉が返って来ました。

「そうか、一人でもできるだろ、お前やって終わらせて来い。おれも後から行くからよ」

こんな最悪な展開が待ってるとは思いませんでした。
また一人で検視室に戻ることになりました。しかも、今度は死体と30分は共同作業しなければいけません。
さっきのようにちょいちょいと触って終わるものではありません。
確かに一人でもできる作業ですが、どんなに急いでも30分は掛かります。

今さら「やっぱり硬直は終わってません」と言ってもダメかな、とか色々考えました。
結局諦めて一人でまた検視室に戻って、何とかやり切りました。

しかしこの時以降、深夜に死体の硬直の状態を確かめて来いと言われた際には、決まって同じことを言うようになりました
「班長、硬直はまだ終わってません。」


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元警察官

Author:元警察官
 警察官として約10年勤務。経歴は警察学校卒業後、警察署地域課(交番・パトカー)、警察署刑事課(刑事・鑑識)、機動隊など。現在は、警察官志望者への採用試験相談や、警察官との恋愛結婚相談、防犯・トラブル相談など、警察官としての経験を活かせる全ての相談を行っています。メインブログはhttp://ameblo.jp/totakou/です。元警察官が真剣に相談にのります。

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