警察官10年やって子育てに専念するために退職

警察官を約10年勤めた元警察官のブログです。経歴は警察学校→交番→鑑識→刑事→機動隊など。しかし、こどもが生まれたことが転機となり退職。ブログ内容は警察官時代のこと、防犯情報、採用試験対策情報、子育て・家事のことなど。

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警察官の仕事で好きな業務と嫌いな業務(刑事課編)

まず、10位は変人の取り扱いです

変人というのは、いわゆる精神的におかしい人間のことです。
覚せい剤などの薬物使用者もそうですが、薬物を使用していなくても、常時頭おかしいのはいっぱいいます。

大声を上げ続けたり、会話が成立しない。何をするかわからない。

こういう人間を逮捕してきて取調室に入れても大変です。まともな人間相手なら5分で終わる仕事が1時間掛かったりします。

空き巣の現行犯で逮捕されてきた被疑者がいました。60歳くらいの男です。
取り調べで、自分の名前や素上については正直に供述していました。
供述によるとその人間は、宮崎県の都城市というところの出身だと説明しました。

しかし、犯行現場での行動について聞き出そうとすると意味不明になります。


被疑者「〇〇駅(実際の犯行現場の最寄り駅)から歩いて行きました。歩いて15分くらいで家を見つけて門の中に入りました。」

私「門の中に入ってそれから?」

被疑者「都城に着きました」

私「は??」
  こいつからかってんのか?と思いましたが、もう一度冷静に聞きました。
 「〇〇駅で降りたんだな?」

被疑者「そうです」

私「そこからどうした?」

被疑者「歩いていきました。」

私「どれくらい歩いてどうなった?」

被疑者「15分くらい歩いて、一軒家を見つけました」

私「そのあとどうした?」

被疑者「門を開けて入りました」

私「そのあとどうした?」

被疑者「都城に着きました」



私「・・・・」
そいつの顔を見ても、ニヤニヤしたり、何かを企んでいるような表情はありません。
ちなみに犯行現場は宮崎県ではありません。

もしかして〇〇(←警察用語で頭のおかしい人間を表す言葉)か・・・。
めんどうくせぇな。

私「〇〇駅はは宮崎県ではない。なのになぜ歩いて15分で都城に着くんだ?」

こんなやりとりが延々と続きます。
冷静でいられるのも1時間くらいです。
こいつの取り調べ以外にも、やることは山ほどあるのです。




「変人・キチガイ」とっていも色々なのがいます。
中には何をするかわからないためとても危険な人間もいます。

そういうキチガイに対しては、こちらも一人で対応することなく必ず二人対応になったりします。二人対応になるということは、それだけ別の業務が停滞するということです。

実際にこういう人間にいきなり殴られて怪我をしたり、もっと恐ろしい例ではけん銃を奪われて撃たれた例などもあります。

警察などの仕事をしていないと、こういった頭おかしい人間と接することはあまりないと思います。しかし、警察官をやってわかったのですが、世の中こういう人間がたくさんいるんです。
こういう人間の逮捕が入るとしばらく大変です。いつもの数倍疲れますし、他の仕事が一気に進まなくなります。余罪が多いと長期に渡って留置することもあります。

そいつがいる間は常にイライラしてストレスも増えます。「早くいなくなれ」と思っていました。
警察官であれば誰も避けて通れない「変人・気ちがいの取り扱い」。これが10位です。


今日はここまでにします恋ナビ24h
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プロフィール

元警察官

Author:元警察官
 警察官として約10年勤務。経歴は警察学校卒業後、警察署地域課(交番・パトカー)、警察署刑事課(刑事・鑑識)、機動隊など。現在は、警察官志望者への採用試験相談や、警察官との恋愛結婚相談、防犯・トラブル相談など、警察官としての経験を活かせる全ての相談を行っています。メインブログはhttp://ameblo.jp/totakou/です。元警察官が真剣に相談にのります。

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