警察官10年やって子育てに専念するために退職

警察官を約10年勤めた元警察官のブログです。経歴は警察学校→交番→鑑識→刑事→機動隊など。しかし、こどもが生まれたことが転機となり退職。ブログ内容は警察官時代のこと、防犯情報、採用試験対策情報、子育て・家事のことなど。

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交番での年越し



初めて警察署に配属された年は、大みそかの日は交番での夜勤当番勤務でした。

「警察官になると、年末年始の休みなんてないんだな」と、実感しながら勤務に入りました。

交番の班長が「夜は年越しそばの出前を取ろう」と言って、昼には早めに注文を終えていました。

それまで年末年始は家でゆっくり過ごすことが当たり前だった私にとって、なんだか大晦日という感じのしない日でした。

午後2時頃だったと思います。

大きな駅前のロータリーで車同士の接触事故という通報が入りました。

私の勤務する交番からは歩いて2~3分です。

現場に行くと、60歳くらいの男性と、30歳代くらいの男性が当事者として待っていました。

30歳代の男性の方の車には、20代くらいの若い人たちが2~3人同乗していました。

「怪我人もいないし、簡単に終わる物損事故だな」と思いながら、事故の状況について聴取しました。

ところが、それぞれの当事者が説明する事故の状況が全然一致しないのです。

こんなことは滅多にありません。
事故の状況がはっきりしなければ、処理を終わりにすることができません。

私たちが「なんかおかしい」と思っていると、30代の男性の方は同乗者たちと何やらコソコソ(18禁)
話しています。

「大丈夫、大丈夫」そんなことを言っているのが聞こえました。

私はその時点でまったく気が付かなったのですが、先輩警察官がひとつ疑いを持ちました。

私に耳打ちしてきました
「あっちの若い方の運転手、酒飲んでないか」

それまでまったくそんなことを考えてなかった私は「えっ!」と思いました。

話してても全然酒臭くなかったし、会話もちゃんとしていました。

しかし先輩はいくつかの点から疑いを持ったようでした。

私たちは事故の状況だけでなく、ここまで来る前に何をしていたか、ここに何をするために来たのかを聴取することにしました。

すると30歳代の男性たちは、駅近くにある飲食店の従業員たちで、昨夜の閉店後から忘年会をして、昼過ぎまでやった後、帰る従業員を駅まで送ってきたことがわかりました。

運転手の男性は店長でした。

忘年会の後?

「あなたお酒は?」

と聞いたところ、
「夜には少し飲みましたが、朝からは飲んでません。」
と言いました。

もし本当なら確かに最後に飲んでから6時間以上は経っています。

でもそれを鵜呑みにして
「それなら大丈夫ですね」
と終わりにするわけありません。

こうなってくると、さっきから彼らがコソコソ話し合っていることもなんとなくわかってきました。

「交番で酒気帯び検査します」

と言って、交番で検査したころ、充分なアルコールが検出されました。

あと一歩で、酒気帯びではなく、飲酒運転になるくらいの高い濃度が検出されました。

臭いや話し方ではわからないものだと経験したことでした。

私がまったく気が付かなかったのに、疑いに気が付いた先輩はさすがだと思いました。

どこで気が付いたのか、ポイントも教わり、とてもいい経験になりました。

これから年末年始にかけ、必ず酒気帯び運転の車が増えます。

酒を飲んでの運転などという馬鹿げたことをしないのは当たり前ですが、酒を飲んで運転している車が走っているということを忘れないでおきましょう。

被害を受けたら最悪です。

この季節、車には一層気を付けて下さい。

歩行者信号が青でも、突っ込んでくる車がいるかもしれないと思って、青でも必ず左右確認してから渡るようにして下さい。

車を運転していて、変な動きをする車がいたら、絶対に近づかないことです。

皆様、どうか平穏な年越しをお迎えください


ハピメ(18禁)
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プロフィール

元警察官

Author:元警察官
 警察官として約10年勤務。経歴は警察学校卒業後、警察署地域課(交番・パトカー)、警察署刑事課(刑事・鑑識)、機動隊など。現在は、警察官志望者への採用試験相談や、警察官との恋愛結婚相談、防犯・トラブル相談など、警察官としての経験を活かせる全ての相談を行っています。メインブログはhttp://ameblo.jp/totakou/です。元警察官が真剣に相談にのります。

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