元警察官(警察官10年やりました)のブログ

警察官を約10年勤めた元警察官のブログです。経歴は警察学校→交番→鑑識→刑事→機動隊など。警察官の業務内容や現場実務、恋愛や結婚事情などのプライベート、防犯情報、採用試験対策情報など、警察官に関する情報を総合的に扱っているブログです。

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警察官採用試験合格後

約10年に渡る警察官人生を振り返っていく第一回目の記事になります。

警察官としてのスタートは採用試験に合格することですので、今回は採用試験の合格通知書が届いた後のことについて振り返っていきます

採用試験対策などについて知りたい方は、「随時更新・採用試験対策」をご覧ください
 警察官というのは、他の行政職や教員のように、採用されていきなり実務現場には配属されません。
 採用された人全て例外なく「警察学校」という学校に入校します。

 もちろん警察学校に入った時には既に正式な警察官としての身分は発生しています。
 この「警察学校」というのは、社会に数多くある学校法人としての専門学校や、職業訓練校とはちがいます。
 警察組織の一部です。

 警察署、機動隊、捜査一課などと同じように、警察組織の一部です。

 ですので、警察学校を出たら警察官になれるのではなく、警察官になった人が入るのが警察学校です。

 各都道府県警に必ずひとつあります。

 警察官採用試験に合格して晴れて正式採用となると必ず最初に警察学校に入ります

 例えば4月1日にから採用となると、辞令が二つ出ます

 一つは「○○都道府県の警察官として任命する」

 もうひとつは「警察学校初任科を命ずる」


という辞令です


採用となり、正式に警察官になると同時に、まずは警察学校の学生となるのです。

ただ、学生とはいっても正式な警察官です。


採用と同時に警察学校に入り、警察官として必要な基礎的な知識や訓練を集中的に習得することが目的です。

この採用後最初の入校期間を「初任科」と言います
初任科中の警察学校の学生を初任科生と言います
 
 
 次は入校期間についてです 初任科とはどれくらいの期間入校するのか。
 これは、高卒コース大学卒コースで大きくちがいます。

 高卒コースは一年間大卒コースはその半分の六ヶ月です。

 ですので、例えばこんなことが起きます。

 私は大卒コースで入りました。
 私が警察学校に入った時には、私たちより先に入校している高卒コースの人たちがいました。
 そしてその高卒コースの人たちは、先輩ということで馬鹿らしいくらい先輩風というのをふかした態度を取ります。
 私たちに対して、先輩に対する挨拶が遅いとか、挨拶の声が小さいとか、挨拶する時に止まらずに歩いたまま挨拶したとか。
 他にもほんとにくだらないことで、先輩面をします。

 私の印象では、大卒コースよりも高卒コースの人たちにそういう先輩面とか変な上下関係を見せつけたがるのが多かったですね。
 10代後半や二十歳そこそこの人たちの多いコースで、まだまだ世間知らずな人たちも多いから仕方ないのかもしれません。
 大卒コースになると、30歳とかもたくさんいて、それまで別の仕事をしてきた人たちもたくさんいますから、そういうくだらない上下関係とかで自分を誇示することの小ささを知っている人が多いです。やはり高卒コースと比べると大人だと思います。

 話を戻します。
 そんな彼ら高卒コースですが、実は先に卒業するのは大卒の私たちです。
 そして、警察学校なんかよりもっと大変な警察署という現場において今度は私たちの後輩となるのです。

 気をつけましょうね。中には、警察学校で受けたお返しをされる方もいますからね。
 警察学校で多少嫌がらせされても、同期や教官がいるのでどうにでもなりますが、現場の職場でいびられると大変です。



では実際の流れを紹介します。


採用試験に合格して、4月1日採用が決まったとしましょう。

そうすると、おそらくその1カ月くらい前(3月上旬)には採用前の案内が郵送されて来ます。

その案内には、

4月1日から正式に警察官となること。
それと同時に警察学校に入校すること。
そのために必要な準備について


などが記載されています

 私がいた都道府県警察の場合は、
 「警察学校入校までは運転を控え、くれぐれも事故や不祥事を起こさないこと。場合によっては採用を取り消すこともあること」
 といった注意書きまで書かれていました。

このような案内が来ると、いよいよ自分も本当に警察官としての人生がスタートするんだという実感が湧いてきます。

海外旅行に行ったり、髪を金髪にしたり、やりたいことがあればこの期間にすべてやっておきましょう

もう定年までできなくなります

この入校案内を見て、来るべき4月1日に向け準備を始めます


警察学校初任科というのは、完全全寮制です。
警察学校の中にある寮に強制的に入れられます。
自宅から通うことはできません

また、入校して最初の約1カ月は週末でも自由に外出できません。


そのため、生活に必要な日用品から寝具、衣服などを全て持っていかなくてはなりません。

当然ものすごい荷物になります。 ちょっとした引っ越しに近いです

もちろん布団を担いで4月1日に警察学校には行けないので、ある程度の大型の荷物は事前に送ることになります。



入校案内には、必要な持参品が記載されています。

制服のワイシャツの下に着ていい肌着は何色でこういう形状の物 それを最低何着
箸やコップにバスタオル

寮内で着ていい服はこういう物。

持ち物だけでなく髪型はスポーツ刈り並みに短くしてくること。スキンヘッドは不可

等など。


でもそこに書いてある物は、警察学校で生活していくために必要最低限な物です
入校生全員に共通して必要な物です。

警察学校は職場であると同時に日常生活をする場でもあるわけですから、当然個々人それぞれに必要な物もありますが、そこまでは記載されていません。

全ての人にとって初めての体験ですので、ほとんどの人が入校してから
「あれも持ってくればよかった。こっちじゃなくてあっちを持ってくればよかった」
と思うことがあります。

でも、1カ月は外出もできませんので、買い物も行けません。

ですので、最初に入校する時に自分に必要な物を充分準備していくことが必要です

といっても、入校した後に何が必要になるかは入校前に中々わかるものでもないです。

そこで私の経験から、入校案内には書いてないけど、準備して持って行った方がいい物も今後紹介していこうと思います。

私も初めて自由に外出ができた時に一番したかったことは、入校後に必要だとわかったものを買いそろえることでした。

警察学校の教官がこのブログを見てはいないと思いますが、教官に見られてしまうとまずい物まで紹介していこうと思っています

次回は警察学校入校準備について
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プロフィール

元警察官

Author:元警察官
 警察官として約10年勤務。経歴は警察学校卒業後、警察署地域課(交番・パトカー)、警察署刑事課(刑事・鑑識)、機動隊など。現在は、警察官志望者への採用試験相談や、警察官との恋愛結婚相談、防犯・トラブル相談など、警察官としての経験を活かせる全ての相談を行っています。メインブログはhttp://ameblo.jp/totakou/です。元警察官が真剣に相談にのります。

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